say photoも長くなってきました、 今まで撮影してきたお子さんや親御さんにご病気がわかって闘病がはじまったご連絡をいただくことがあります。 年月を重ねるに連れていろんなことが起きています。 何より、私自身にも2015年に大きな病気がわかりました。 人の喜怒哀楽を見つめていたい、 とsay photo立ち上げ当初からプロフィールに添えていますが、 いよいよ実感を得てきた昨今です。 闘病中の方に外出許可の出ている隙の撮影や、 急な事態に対処できる環境が整っている場所での撮影に伺うことも増えてきました。 ご家族と話す闘病のつらさや、先への不安、 うまく言葉にはなりませんが、 共有できる感情や想いがあります。 どんな現実を突きつけられても、 日はのぼり沈んでゆき、 雨の日も晴れの日もあって、 地球は勝手にまわっている。 その勝手さと美しさに気付いたとき私はやっと割り切れて強くなれたのですが、 今病気と闘っているお子さんや、家族を支える近しい方々にも、 変わらず陽が降り注ぎ、 そのまぶしさに目を細めるような瞬間があること、 病とともにありながらも夜は眠り、朝になると目覚める、 そんなサイクルのなかでの暮らしが戻ってくるようにただただ願うばかりです。 そして、 一度知り合ったからには私もそのサイクルに入り込んで、 そばにいたいなと思っています。 これは私自身に病気がわかったときに、 say photoのお客さま方がたくさんのメールやお声をかけてくださったことで 教えてもらった一番の薬かもしれません。 喜怒哀楽、全部ひっくるめてゆきましょうね! shiori
by sayphotography
| 2017-10-13 11:41
| say photoこばなし
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